教育徒然

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教科教育の限界

 今後の授業を行っていく中で、現在の指導法について体系化し、他の現場においても使えるような方法論が必要だと私は考えている。しかし、教科教育という範囲内で扱うべき内容を逸脱しているのではないかという疑問もわいてくる。情報リテラシーもしくは情報活用能力は、今までも必要な能力であったが、ネットの登場によってさらに鍛えられてしかるべき能力である。そのため、基礎的能力よりも応用力の強化に力を入れるとなると、多様な事例を扱うのだが、この事例に含まれるべき例はどの程度のものになるのかが判別がつきにくいのだ。実質的に各担当教員によって異なってしまうので、この分野についての選別が必要だと思う。特に「情報モラル」の扱い方については難しい。

 実際、教科としての情報は「社会と情報」及び「情報の科学」の2科目になったことで、それぞれの系統色がはっきりでてきた。教科書や副教材を見てみると「社会と情報」は特に小中学生を対象にしたとしても違和感のない内容であったりもする。また「情報の科学」については専門的分野を重視し、専門教科「情報」に寄り添うような形になっていると言えるかもしれない。

 しかし、それを踏まえても「情報モラル」の扱い方については、やはり事例にあげるにしては物足りなさを感じてしまう。そこで副教材につなげていくのがいいのだろうが、そちらについても以前から指摘しているように視点の単純化によって扱う内容に厚みがあまりないように思えてしまう。

 加えて、ネットが一般化するごとに「情報モラル」として扱うべきであろうかという内容が複雑化して増えていっている。それらをすべて扱うのは不可能だとしても、巻き込まれる可能性が高いものについては多角化した視点を踏まえた上で、掘り下げて伝えるべきであろうと思う。

 ただ、事例をただ伝えるというのであれば、教員でなくとも構わないのではないかと考えてしまう瞬間がある。今はツイッターやブログなどで様々な人が情報発信をしている時代である。で、あれば「情報モラル」の事例紹介や解説などは専門家に任せればいいのではないだろうか。と、ここまで考えた時にその専門家とは一体誰のことになるのかと悩んでしまった。

 そのあたりが今後の私の行動原理にもかかってくる。情報の教員として授業をするにしても、もう少し自分なりに特化していきたい。

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