教育徒然

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データえっせい 生徒のコンピュータスキルの国際比較

 さて、どう考えるべきか。ブログを書かれた舞田先生の自己紹介文には「統計を使って,さまざまな教育現実を冷徹に記述する」と書かれており、実際に統計資料から見て取れることを書かれたのだと思う。実際、私が教えている生徒たちの入学当初のコンピュータスキルが高いかと言われれば、PISAの調査と同じ、もしくはもっと低い数値になるのではないかと思う。しかし、少し実状を踏まえて考えてみたい。

 以前、少し触れたこともあるが、「情報」の授業の中で大変な点として、各クラスの生徒たちはコンピュータスキルの個人差に大分差があることを上げることが出来る。この理由には、中学校でどれだけ授業が行われてきたかも定かではないうえ、家庭環境においても常にパソコンに触れる機会があるかどうかなどもあるだろう。特に本校では、場合によってはアルファベットの認識に不明瞭なところがある生徒なども在籍しているので、趣味で動画投稿などをしている生徒と同じ授業を受けさせるのでは、大分難しいことになる。

 とはいっても、実際にPISAにおけるコンピュータスキルの基準を元に考えていいのかという疑問もある。それぞれの項目は、①デジタル写真の編集、②データベース作成、③表計算のグラフ作成、④プレゼン作成、⑤マルチメディア資料作成、である。コンピュータの使い道としてよくあげられるものであり、文中で述べられている通り、「身につけておいて損はないスキル」ではある。しかし、特筆して必ず身に付けるべきかと問われた場合については何とも言えない。

 さらに言えば、基礎能力を上げた状態の高校生であれば、使い方を少し教えるだけで、どのスキルについても「誰かに手伝ってもらえばできる」という答えに至れるだけの状況になるのではないかと思う。むしろコンピュータスキルと言っても、基礎能力がなければ取り扱えるものではない。その点を推して図るべきというところだろうか。

 もう一つ言うのであれば、果たしてこういった統計を見て色々考えることのできる人物がどれだけいるかということをあげたい。それこそPISAの5項目を保護者や教員に当てはめてほしい。子どもたちは教えられるべき環境にあるべきだが、その環境を人材や機材という面で果たして整えられているかというと非常に首をかしげざるを得ない。そういった状況をよくよく考えてほしい。

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