教育徒然

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授業見てる?

 以前ここに書いたことがあるように、出来るだけ私は多くの人に授業を見てもらって、何か改良できるところはないかと思っている節がある。それが生徒の為であり、自分の為にもなると考えている。そのうえで、妙に思えた意見があった。それは「非常勤講師は研修を受ける機会がなく、教採を通ってきた後に、その癖を直させなければならない」といった主旨のものである。一見、的を射た意見のようにも思えるのだが、どうもしっくりこなかった。その違和感について述べる。

 現在の教育現場に非常勤講師は多い。先日、派遣会社から教員を派遣してもらうことについて一定の疑義が出たことも関連して、非常勤講師の資質などを問題視している人も多いだろう。だが、本当に非常勤講師は質が低いのだろうか。そもそも何をもって質が低いと考えるのか。

 そのあたりを明確にせず、非常勤講師はダメだと決めつけてしまうことは非常に横暴であるように思える。そして、研修を受けずに授業を行っていることが、これまでの教授法に劣っていると考えることもまた早計ではないのか。そもそも各学校で行ってきた授業は、そこで培ってきた技術であるがゆえに、その現場においてもっとも効果を発揮するものである。それを見ずして、「あなたの授業は癖があって一般的ではない」とするのはあまりにも実践を見ていない。

 実際に指摘をするのであるならば、生徒を目の前にした状況を目の当たりにし、さらに生徒自身がどのような性質をしているかを把握したうえで、指摘をしなければならない。一般的な教授法やたった数例の良いと思われる実践例を出されたところで、教育の善し悪しをその場で図ることはできない。

 一枚のプリントを例にとっても、それは各教員が実践で使ったものであり、使用する際の前提条件を明らかにして、同じような状況まで持ち込まなければ効果が発揮されることはない。

 そのあたりをもう少し考えてほしいものである。
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