教育徒然

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はてさて

 ちょこちょことネットを見ていたら「デザイン型人材」育成のための情報教育とプログラミング教育というのを見つけた。なるほどと思いながらツイッターのまとめなども読んでみたが、どこか自分の中で上滑りしていく感覚があった。果たしてこれは何なのかが説明しにくいのだが、そのあたりを少し考えてみる。

 まず「デザイン型人材」育成という点に一つ違和感がある。デザイン型人材についてはリンク先から引っ張ってくると、以下のものである。



これから必要とされる人材は、『デザイン型人材』である。
デザイン型人材が、ギーク(エンジニア)とスーツ(ビジネスコンサルタント)を率いてイノベーションを起こす。

 要するに、求められる人材とは、ギークとスーツが活躍できる「場」を提供するような人材ということです。
アイデアマンであることは当然のこと、ギークにも、スーツにも、みずからが進もうとしている道、みんなでつくっていくべき場所、ヴィジョンを伝えられる人間。そういう人こそ望まれる。



 求められる人材像とするのはよいのだが、結局のところこういう人材が欲しいという要望から生まれているので、ひどく限定された人間をあげているように思えるのだ。デザイン型「能力」を育てるというならまだしも、人材という言葉で教育内容をくくられてしまうのはどうにも抵抗感が拭えない。単なる言葉のあやと捉えられてしまうのかもしれないが。

 ちなみにデザイン型人材を否定するつもりはなく、必要な能力なのは確か。とはいえ、学校教育への導入というところまでくるのならば話は別。

 デザイン型人材の育成という点が初等教育段階での情報教育に重要視されるべきなのかが疑問である。TENTOのブログの中ではデザイン型人材育成は頭がかたいとだめで頭がやわらかいうちの子どもの頃からやってみるのがいいだろうとあるのだが、それが果たして初等教育段階である必要性はあるのだろうか。学校教育ではなく、TENTOだからできるということであれば、学校教育との連携を考えて行く必要がある。

 発表の中で小学生がHTMLでコーディングしていたらしいのだが、これはそこまで驚くほどのものでもないと思う。自分自身高校生相手にHTMLを教えているが、興味を持つ生徒にとっては独自で遊びながら覚えてきた内容に過ぎない。むしろこのTENTOの試みの中で最も気になるのは子どものプレゼン能力を高いレベルに仕上げてきたという事である。場数を踏んだことによるものか、その環境や子どもの持つ可能性なのかは斟酌するしかないが、そのノウハウは今後参考になりうる。


 次に「プログラミング教育」について。プログラミングによって「ものづくり」の楽しさを知ると同時に、考える力をつけさせるということだが、これについては同意できる部分がある。とはいえ、どのレベルのプログラミングを念頭に入れるかによって大分話が変わってくる。

 なんだか他にもいろいろ言いたいこともあったけれど、眠いのでこの辺で終了。



 
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