教育徒然

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授業の「間」

 チーム・ティーチングで行っている「情報」の授業だが、今年は一クラスごとに協力教員が変わる体制となってしまった。全員数学科から人数を割いてもらっている。まあ、メインは変わらないので、基本的な進み具合は変わらない。ただ、2進数の授業に関しては、協力教員の方が専門に当たるので全員に1~2時間程度で教えてもらえるようにお願いした。なので、2進数の授業では、後ろに下がってサポートに徹するのだが、複数の教員が同じ内容、同じ時間数で教えているのを見ることになる。そうするとそれぞれの教員の教え方の違いもでてくるが、それ以上に授業を行っている時の生徒と教員の「間」がくっきりと見えてくる。

 私の個人的な感想ではあるが、うまいと思う教員は生徒に考えさせる「間」のとり方がしっくりくる。教える内容があまり多くなくとも、ゆったりとした話し方で話の「間」が空きすぎず余裕があるように感じ取れる。騒がしい生徒に対して沈黙の「間」を作り、わざと落ち着かない時間を作る。

 これらは、生徒と教員の距離をしっかりとっていることや内容の根幹を理解していることから生まれるものであり、一朝一夕で身につくものではない。「間」のとり方は生徒やクラスごとに変わるもので、教員の作る「間」を浸透させるのが、授業を受けさせる基礎を作る事にもつながる。新人教員であるほど生徒に振り回されまいと自分の「間」を過度に主張するが、一方的な授業となって生徒が内容を理解するに至っていない事例もあるように思える。

 しかしこういった技量は果たして誰かが評価してくれるものだろうか。以前の教員の資質ではないが、こういった経験に支えられる技術は、それぞれの教員が培い、人によって全く違うものである。一部は方法論として語ることも出来るだろうが、実際にマニュアル化できるようなものでもないと思う。高い授業技術を持っているにもかかわらず、内輪でもなかなか出づらい授業の上手さについて語る機会が少ないのは実に残念である。

 
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まとめtyaiました【授業の「間」】

 チーム・ティーチングで行っている「情報」の授業だが、今年は一クラスごとに協力教員が変わる体制となってしまった。全員数学科から人数を割いてもらっている。まあ、メインは変...

まとめwoネタ速neo 2012-05-09 (Wed) 03:11


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