教育徒然

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困ること

 情報教育に限ったことではないのだが、自分の意見を書くにしても伝えるにしても困るのが言葉の定義である。情報教育を語る上で重要な「情報リテラシー」という言葉がある。しかしコンピュータに関係しないところで定義された言葉であることも事前情報としては知っておいた方がいいだろう。そしてこの「情報リテラシー」と似たような言葉が多くある。

 まずは「情報活用能力」である。1986年の臨教審こと臨時教育審議会で述べられており、現在では「情報リテラシー」とほぼ同一の意味で使われていると思っていいだろう。同じく「情報活用力」という言葉は学究的な意味合いと区別するために用いられたという事なので、一般的な解釈とするならば、これまた同一視していいのではないだろうか。

ということで
 
情報リテラシー = 情報活用能力 = 情報活用力

が成り立つと考えてほしい。ちなみにここではあくまで一般論と考えているので、本当に情報教育関連を専門に扱う人たちからは異議があるものと思われるが、そこまでは考慮しない。

 次に巷で大流行りしている感の「情報モラル」という言葉がある。これは「情報リテラシー」の中でも倫理的な部分を扱ったかなり具体的なものであるが、日常的なルールや規範、慣習・道徳といった内容から派生していることも踏まえて考える必要がある。

 またwikipediaの情報リテラシーの項目の中には次のような記載がある。



「財団法人社会経済生産性本部認定UBA能力試験」のウェブサイトにある「情報リテラシーとは」は以下の記述をする。

1. 情報は様々な形式で表されるため、情報リテラシーは、これまでの文字に代表される印刷物以外の媒体についても対象となる。
 
2. 文字の読み書き以外にも、視覚、聴覚、コンピュータ(携帯機器、ネットワークを含む)に関する能力などが含まれる。

3. 大きくは、情報を収める媒体に注目したメディア・リテラシーと、情報の高速多量の処理が可能なコンピュータに注目したコンピュータ・リテラシーに分けられる。



 現在のUBA能力検定試験のページには上記の内容が見当たらなかったので、以前書かれていたのであろうと推測するしかない。また私の探し方が悪かったばあいもあるので、もし見つけた場合には教えて頂きたい。

 さて、注目すべきは3であり、情報リテラシーは2つに分かれるとされている。それが「コンピュータリテラシー」と「メディアリテラシー」である。この2つも色々と定義があろうが、分かりやすさを重視して情報リテラシーに内包されるものとしておきたい。

 さらに、「ネットリテラシー」という言葉がある。これはメディアリテラシーが様々な情報媒体を含んでいるのに対して、インターネットだけを対象としているものと考えられる。併せてネットリテラシーを理解・実践するためにはある程度の技術力も必要となるので、コンピュータリテラシーの内容を一部含まなければならないだろう。

 加えて、ネット上の俗語として出てきていた「ネチケット」なども知られている言葉に挙げられる。これはネットリテラシーの中に含まれるものだろうが、多くはコミュニケーション時に必要とされるものと考えると完全に同一視はできない。ゆえにメディアリテラシー、コンピュータリテラシー、ネットリテラシーの領域に跨りつつ、情報モラル・情報倫理の基本的な部分が表層化してきたものと考える方がいいのかもしれない。

 というわけで以下の図を作成してみた。かなり大雑把であることも否めず、これが正しいとも言えないが、一つの意見と見てもらえれば幸いである。

図
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まとめtyaiました【困ること】

 情報教育に限ったことではないのだが、自分の意見を書くにしても伝えるにしても困るのが言葉の定義である。情報教育を語る上で重要な「情報リテラシー」という言葉がある。しかし...

まとめwoネタ速neo 2012-05-19 (Sat) 04:34


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