教育徒然

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どっちもどっち

大学院での学びは教育現場ではほとんど役立たない

 教員になるにあたって、学部の勉強だけじゃ不安だから、大学院にいってもうちょっと自信をつけたい学生と大学院の勉強は現場ではあんまり役に立たないから早めに現場に出て経験した方がいいという現職(?)のやり取り。思うところがあるのでちょっと触れてみようと思った。

 まずそれぞれ言ってる中で気になる点をピックアップ。

 学生くん

 ① 学部卒じゃ不安。だから院でもうちょっと自信つけてから現場でよう。

 ② (未熟な学生が勇気をもって立ち向かって)子どもの未来を台無しにする可能性はないのか。

 ③ 大学や大学院で学んで将来に役立つと実感するものは「経験」

 現職(?)

 ① 院で学べるのは机上の空論。現場の経験は圧倒的。

 ② 授業見学と実習から学べるのはごくわずか。


 まずは学生君の①についてだが、周囲から見てちょっと首をかしげたくなるのは仕方ないかと。本格的に教職員大学に進んでいるのであれば、こういったケースも考えられなくもないうえ、就職難と合わさっているとなればそんな学生がいることも不思議ではない。ただ現場にでる予行演習気分で「大学院へ行こう」というのであれば、これは大学院で研究することの意味がどこにあるのかを見つめなおした方がいいのかもしれない。

 次に②()内の言葉は補ったが、未熟な学部卒者が指導したら子どもの未来を台無しにしてしまうのではないかという疑問。未熟者がたった一人で教育に携わるのはそれは確かに危険だろう。しかし、その子供に影響を与えるのはその一人だけではないことが頭の中から消えてしまってはいないだろうか。どうも「教員」の影響を過大評価しすぎているようにも思える。

 子どもの未来を台無しにしてしまうという恐怖感か自らの経験でたった一人の教員に人生を滅茶苦茶にされたということがあるのかもしれない。とはいえ、もう少し職場での同僚や保護者、地域の方との連携を頭にいれることをお勧めしたい。

 ③だが、大学院での「経験」は確かに重要である。けれど、それなら尚更現場に出て「経験」した方がいいのではないかと言われないか心配である。①でも言ったが大学院を単なる予行演習にしては勿体ない。もっと深化させた何かしらを研究した方が余程役に立つ。長期的な展望を見据えた将来への布石ともいえる「経験」になるかが肝であると進言したい。

 では現職(?)の発言について、まずは①から。机上の空論と言ってしまうのは些か言い過ぎの感があるように思える。そういった側面があることも否定できないが、それを如何に持ち出すかは教員の側にも求められることである。またそれと現場の経験を比べてしまことにあまり意味はない。いくら現場をよく知らない学生に伝えるためだとしても、意味がないという極論に発展させてしまうのは少々乱暴。自信が極論に走るのがよくないと言っているのだから、もう少し言葉を選ぶべきだったかもしれない。

 ②については、現職であればこそ実感できるものであり、学生にしてみれば少々の「授業見学」と「実習」から得られるものは僅かではない。むしろ多すぎて混乱してしまうかもしれない。

 まあ、大分学生君にとって分が悪いやり取りだなという気がする。ちなみに現職が院で学ぶのとストレートマスターが院で学ぶのは目的の差が明確に開いてしまう分、それを一緒くたに考えてしまうのも学生君の言い分としてはマズイなと思う次第。

 いずれにせよ今後の教員の資質、育成の場において色々と考えてしまう内容ではあった。こういったやり取りが見えるのはツイッターならではと言えるのかは微妙なところではあるが。


 
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まとめtyaiました【どっちもどっち】

大学院での学びは教育現場ではほとんど役立たない 教員になるにあたって、学部の勉強だけじゃ不安だから、大学院にいってもうちょっと自信をつけたい学生と大学院の勉強は現場では...

まとめwoネタ速neo 2012-06-07 (Thu) 15:30


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