教育徒然

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心の距離と情報モラル

 では前回のエントリーからの続きという事で、ネットにおける具体的な「心の距離」を事例とともに考えてみよう。

 1 事故現場の写真を撮ってネットにアップ。他者の意見を見るとともに自分でその事故について意見。

 2 有名人とのネットを通してのコミュニケーション。実際にあう友達と同じような会話。

1の事例は「心の距離」がより遠くなったものとしてあげてみた。なぜ目の前で起こったことに対して写真を撮り、さらにネットにアップする必要があるのか。このときめったに起こらない出来事に対して興味関心を引き、それを他の誰かと共有したいという心理が働いているものと思われる。この時点で目の前の事故の情景から一時心は遠のいている。当事者ではない場合、ごく自然の事と言えるかもしれない。

 しかし一部の話として「事件・事故現場を野次馬が一斉に携帯電話で写真を撮る」という状況が常態化しているというが、そういった状況が見えてくるのも異様ではある。事件事故そのものから「心の距離」が遠くなるのは客観視していると捉えられなくもない。ゆえに冷静な判断ができることもあるので、悪いことばかりでないが、正しい距離を保てているのかと言えば少しばかり考えざるを得ない。むしろ目の前の事件・事故よりネットでつながる人たちとの距離しか考えていないのかが気になるところである。

 では2の事例はどうだろうか。これはツイッターが広まったことでより顕著になった例ではある。いわゆる「心の距離」が非常に近くなった事例と言えるだろう。普段言葉を交わすこともないような人同士がネットを使うことで何気ない対話等のコミュニケーションをとることが出来る。SNSやネットならでは特徴と言えるかもしれない。よい方面で捉えられることもある一方、急激な距離の縮め方がトラブルを生むことも多々あるので注意は必要である。

 最も多いのが、互いの意識の違いから生じるものだが、執拗なストーカー行為や陰湿ともとられなかねない行動に至ってしまうことがある。実例については、最近のアイドル事情などを見ればよくわかるであろう。一昔前とかわらない行動と変わらないかもしれないが、情報収集や情報拡散という意味では、さらに悪質なものになっていることは否めない。

 ではこういった「心の距離」のとり方を「情報モラル」で扱う場合、どのように取り上げていけばいいのだろうか。私が提案したいのは、事例で構わないので、とにかく一つの事案に対して双方からみた互いの意見・主張について必ず取り上げるということである。以前にもあげたことだが、一方の「心の距離」だけが取り上げられることが多いので、最低限当事者同士の考えを明記しておくことが望ましい。

 何せ大人でさえネットにおける「心の距離」の測り方を間違えている例が後を絶たない。子どもであれば尚更どのように対処していいのか分からない。「暗黙の了解」や「行間を読む」というのは非常に大切なことで、現在にも通ずることではある。しかし過剰な「空気を読む」行動であったり、「集団に合わせる」という行動が助長しかねないのも確かで、少なくとも相手はどう思っているのかの実例を出すことも重要である。何せ直接対面ではないのだから、もう少しネットにおける「心の距離」が測れるようにならないうちは、はっきりとした意思表示を分からせることが必要となってくる。

 出来ることならば、今後のネットで起こった事例で「心の距離」の測っていきたいと思う。
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まとめtyaiました【心の距離と情報モラル】

 では前回のエントリーからの続きという事で、ネットにおける具体的な「心の距離」を事例とともに考えてみよう。 1 事故現場の写真を撮ってネットにアップ。他者の意見を見ると

まとめwoネタ速neo 2012-06-28 (Thu) 03:27


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